①セーフティトークの徹底
活動の前には必ず危険予測を行います。「あれはダメ」「これはダメ」というのではなく『何が危険か?』ということを子どもたちから引き出し、そしてそれをフィードバックしています。
②フィールドの把握
山、川、利用施設。どの活動場所もすべてスタッフが事前、そして実施前にもフィールドチェックを行い、危険箇所の確認、子どもの目線での確認を行い、より深く現場を把握しています。
③WSO(世界安全機構)公認、MFA(国際救命救急救護法)の取得
指導者にWSO(世界安全機構)公認の国際修了カードを取得する機会を設けています。
また、幅広い年代層の参加者に対応できるよう、成人用コース(被救命者8才以上)はもとより、小児コース(被救命者8歳未満の乳幼児・小児)の講習も実施いたしております。
④研修会における安全講習の実施
活動は、スタッフと,全国の社会人・大学生を中心としたボランティアの力で運営しています。そのため,ボランティアの安全意識も高めるよう,初参加者の説明会や自然体験活動の全国協議会であるCONE(自然体験活動推進協議会)認定講座を行い、安全講習の場を設けています。
⑤休息・睡眠時間の確保
休息時間・睡眠時間を十分に確保した活動を行います。また、疲労の軽減や集中力の維持、教育効果の向上のために、特殊な活動を除き、1日3プログラム以内、1プログラム3時間以内で活動を構成します。
⑥専門家との連携
川の活動ではカヌー協会やライフセーバー、専門家の方々に指導と協力をいただきます。また、地域の山や森や川などの自然の状況、天候等の変化に関しては、地域の方々から日常的にアドバイスを受けており、様々な分野での専門家の指導・協力・連携を得ながら、活動の充実とともに安全の質の向上を目指しております。
⑦スタッフミーティング
スタッフ・指導者間のミーティングを事前・活動中に行い、子どもたちの心身の安全を確認します。また、ミーティングの場で共通理解を深め、ケアが必要な子どもたちのプランを作成し対応していきます。